4月23日(土)、第2期196回目の学習会を実施し、第3部第3章「不変資本充用上の節約」のはじめの部分を検討しました。次回(第197回)はその続きををやります。
【第2期197回学習会】
【日時】5月28日(土)午後6時から9時まで
*新型コロナ感染は依然として高い水準にあります。気を付けて運営していますが、会場の使用条件がありますので、ご協力ください。
【場所】豊島区西池袋第2区民集会室・会議室 *マスク着用、会場の消毒・換気等が使用条件です。マスクを必ずご持参ください。
【範囲】第1篇「剰余価値の利潤への転化と剰余価値率の利潤への転化」第5章「不変資本充用上の節約」の第6段落から
*以下は前回(第196回)の報告です。参考にしてください。
【第2期197回学習会】
【日時】5月28日(土)午後6時から9時まで
*新型コロナ感染は依然として高い水準にあります。気を付けて運営していますが、会場の使用条件がありますので、ご協力ください。
【場所】豊島区西池袋第2区民集会室・会議室 *マスク着用、会場の消毒・換気等が使用条件です。マスクを必ずご持参ください。
【範囲】第1篇「剰余価値の利潤への転化と剰余価値率の利潤への転化」第5章「不変資本充用上の節約」の第6段落から
*以下は前回(第196回)の報告です。参考にしてください。
コメント
コメント一覧 (4)
……不変資本の節約はこの定式の分母の一部である前貸不変資本(【v→c】)を抑制する作用をします……
冒頭の段落については、以前の「『資本論』を読む会」でも同様の疑問が出されていますが、未解決のままでした。
(http://study-capital.la.coocan.jp/houkoku-3/109.html)
……労働日の延長は、「不変資本の価値を総資本にたいしても可変資本にたいしても相対的に低下させ、そうすることによって……利潤を高くする」とあるが、その直前に「可変資本が変わらず」「同じ名目賃金で充用される場合」とあり、可変資本は増えない前提になっている。そうすると不変資本の価値が「総資本にたいしても可変資本にたいして」も「相対的に低下」しないことになるのではないか、との疑問が出ました。労働日の延長によって流動的不変資本は比例して増え、固定資本と可変資本が同じままならば、不変資本は総資本にたいしても、可変資本に対しても増加してしまいます。(続きあり)
ikeshihonron19
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「可変資本を一定とし、かつそれによって同一数の労働者が同じ賃銀で使用される場合に、一日の労働時間が延長されるならば、絶対的剰余価値が、したがって剰余価値率が増大する……。剰余価値、および剰余価値率が増大すれば、すでにそのことからして利潤率が増大することはあきらかである。いまかりにこのような要因を度外視し、可変資本が労働時間の延長に比例して増大すると仮定すれば、剰余価値率は不変であるが、可変資本にくらべて不変資本の価値は相対的に減少し、したがって利潤率は増大する」
つまり、労働時間を延長した割合と同じだけ可変資本も剰余価値も増える(剰余価値率は不変)場合には、「可変資本にくらべて不変資本の価値は相対的に減少」するという理解です。
しかし、マルクスの前提は「可変資本は増えない」「剰余価値の増大は考えない」ということですから、越村の説明にも納得はできません。はっきり言って、マルクスの説明には無理があると思います。
ikeshihonron19
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ikeshihonron19
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ikeshihonron19
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